特別研究員-PD等の育成方針
将来の学術研究を担う創造性に富んだ若手研究者を育成するため、横浜国立大学が雇用する特別研究員-PD 等に対し、次に掲げる育成方針を定める。
【研究環境の確保・充実】
・国立大学法人横浜国立大学有期雇用教職員の就業等に関する規則(平成17 年規則第187号)に規定する特任研究員(日本学術振興会特別研究員)の常勤職により雇用する。
・若手研究者の自立した研究初期の特性を考慮し、自由な発想での主体的な研究に専念できる環境を提供する。
【能力開発支援】
・所属する部局における研究指導への関与などを通じ、教育研究指導能力の育成機会を提供する。
・研究インテグリティの確保、安全保障輸出管理、利益相反マネジメント、研究不正行為防止等の研究倫理教育を実施する。
・産業界が求めている問題発掘力や問題解決能力を修得させるため、産業界との交流を促進する博士課程後期修了者向けフォーラムなどへの参加を通じ、独立した研究者として多様な社会的ニーズを踏まえた研究を遂行できる能力を開発する。
【女性研究者の育成方針】
・ダイバーシティ研究環境の実現を図り、様々なバックグラウンドを有する女性研究者が積極的に研究ネットワークの形成等に参画できるようにする。
・出産、育児、介護をはじめとする様々なライフイベント等にかかわらず、多様な女性研究者が教育研究活動と生活を両立させ活躍できるよう支援体制を充実させ、個々のニーズに応じた細やかな支援を行う。
【その他】
・独立行政法人日本学術振興会研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業実施要項(令和 5 年 1 月 25 日)を踏まえ、若手研究者の効果的な育成及び研究奨励の取組への更なる向上に努める。
(担当: 研究推進課 研究助成係 )