ORCIDの取り扱い
ORCIDとは
ORCID(オーキッド)とは、世界中の研究者が永続的で一意的なデジタル識別子番号(ORCID iD)を所有することで、論文をはじめとする研究成果や研究助成金情報、学術活動等を各研究者に適切に結びつけることを支援する国際的な非営利団体です。
現在、ORCID iDは多くの国際ジャーナルにおいて論文投稿時にその入力が必須、もしくは推奨されています。
(ORCID:Open Researcher & Contributor IDの略称)
ORCID iDのメリット
・研究者の名前を確実に区別することができます。
・自身の研究業績を世界的に発信することができます。
・多様な学術文献データベース(例:Crossref Metadata Search、Europe PubMed Central、ResearcherID、Scopus等)や競争的資金の獲得情報データベースなどから、自身の研究業績を取り込むことができます。
・適切に設定することによって論文等の研究成果を自動的に取り込むことができます(Crossref-Autoupdate)。
横浜国立大学とORCID
横浜国立大学は2014年より教職員によるORCID iD取得を推奨してきました。加えて、教育研究活動データベースへのORCID iDの登録についても推奨しております。
本学は2018年10月にORCIDのメンバーシップを取得しました。これにより、ORCIDと教育研究活動データベースが連携し、本学における職務経歴情報を個人のORCIDページへ登録することが可能となりました。また、2020年4月からはORCIDから教育研究活動データベースへ個人の研究業績を取り込むことが可能となりました。
本学がORCIDとデータ連携することによって、個人によるデータ入力の負担が軽減されるとともに、職務経歴情報において本学がデータ提供元となることにより、信頼性の高い情報を発信することができます。
※ORCIDと教育研究活動データベースとの連携方法等については、「教育研究活動データベース 」https://er-db.ynu.ac.jp/ を参照ください。
ORCID iDの確認と取得
ORCID iDは簡単に取得することができます。
・すでにORCID iDを取得していないかを確認してください。
https://orcid.org/orcid-search/search
・未取得の場合は、ORCIDのサイトからORCID iDを取得してください。
・取得したORCID iDを教育研究活動データベースへ登録してください。
お問い合わせ
このページに関する問い合わせ先