SpringerジャーナルOA化支援
- 2023年1月からSpringerジャーナルでアクセプトされた論文を大学負担でOA化します。
- 対象雑誌のうち、責任著者が本学所属で、2023年1月以降アクセプトされ、責任著者の登録を完了した論文の先着12件が対象となります。
- OA化実施状況:12件(2023年6月14日現在)
- 本年度の支援は2023年OA化件数上限に達したため終了しました。
概要
- 2023年からのSpringer Link e-Journal Advanced Package(以下Springer Link)の購読契約は「転換契約」へ変更されました。
- 転換契約は購読とオープンアクセス(OA)化費用を合わせた契約です。
- 転換契約により、Springerブランドの雑誌を中心とした2000誌以上のオープンチョイスジャーナルに掲載された論文の一部について教員の負担なしに(大学負担で)オープンアクセス化することができるようになります。
本支援は、研究大学コンソーシアム(RUC)を中心とする国内10大学とシュプリンガー・ネイチャー社とのオープンアクセス論文出版の促進に関する合意に基づき進められるものです。>>>プレスリリース(2022年11月21日)
本支援の狙い
- 世界的な潮流となっているオープンアクセスの推進を組織的課題として認識し、研究者個々人の負担を軽減することで、オープンアクセスを促進する。
- オープンアクセスを通じて本学の研究者が中心となって実施された研究成果の学術的、社会的認知度向上、被引用数向上を支援する。
- 既存の査読付国際ジャーナル論文投稿支援事業では十分支援できていない層への支援を強化する。
掲載されるジャーナル
- シュプリンガー・ネイチャー社発行の学術ジャーナルのうち、シュプリンガーブランドのジャーナルを中心とする2000誌以上のオープンチョイスジャーナル
- Nature関連や、OA出版のみのフルOA雑誌、OA出版を選ぶことができない雑誌は対象外です。
- 対象ジャーナルリストはこちらのシュプリンガーネイチャー社によるポータルサイトから確認できます。
- [参考]本学から投稿実績のある対象雑誌(2017-2021年)
論文がアクセプトされた時期
- 2023年 1月~12月
責任著者所属
- 本学所属著者
- 本学への所属は、論文出版時に登録される責任著者の所属、メールアドレスのドメイン、登録時のIPアドレスを用いて自動識別
12件の選定について
- 2023年1月以降にアクセプトされた先着順
- 2023年は本支援の初年度であるため、試行として先着順とします。
手続き等について
論文出版時の登録プロセスに本支援によるOA化の手続きが埋め込まれているため、特段の学内手続きはありません。(詳細等後日更新予定)
期間と今後の予定
- シュプリンガー・ネイチャー社との転換契約は2023~2025年の3年間です。
- 2023年における利用状況を確認し、2023年中に2024年以降の運営方針を策定します。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、以下のフォームからご連絡ください。
図書館情報課雑誌管理係及び研究推進機構研究企画室が承ります。
(担当: 図書館情報課雑誌管理係・研究推進機構研究企画室 )